過去の少年と手を繋いで
無言で歩く白い道
赤い頂点で相手は
また今日も訪れず
そんな弱さで楽しいかい?
僕の人生が正しいよ
だってだって僕はずっと
一途なんだ偉いでしょ?

忘れました達成感
失いました執着感情
頼りなのは過去の僕だけ

伝説止める誰か待つよ
僕の僕のこの孤独な玉座から
赤い赤い瞳開いて
心の涙がこみ上げてって
吐き出すのはため息


歴史を刻む一人になって
どれほど世界を変えただとか
動くことすらできないのに
馬鹿なこというなよ

こんな人生寂しいです
満足なんてしてないんだ
でもでも今までの
僕に納得はしてるよ

僕は変わりたくないから
僕は変わらないままでいるのに
周りが変わるから
僕だけが残っていくみたい

輝いてた世界を見てきた
僕の僕のこのふたつの瞳から
白い白い空に唄うよ
本当の涙が雫になって
落ちていくのは

皮肉にもこの
僕が手にした
たたひとつ
望んでた頂点と呼ばれてた
なにもない場所で


「キミ・・・誰?」
「ボクはヒビキ
 あなたを倒しにきました」
「いいよ 相手してあげる
 少しくらいは楽しませて」
「その余裕、絶対崩してやりますから
 覚悟してください!」


忘れた心求めるよ
僕の僕のこの冷たい喉から
僕を僕を倒す君よ
本当の強さが鋭くなって
突き刺さるのを見せてよ

虚しくて
ただ虚しくて
僕の僕のこの
たった一人の旅路から
赤い赤い心を叫ぶよ
捕らわれてた僕を君が絶って
切り開けた
この道
その先
歩きだし